文章の教室


8月から近くの公共集会施設(さいたま プラザイースト)のセミナールームを借りて、文章添削をメインとした教室を開くことになった。

内容はというと、
(1)私が用意したテーマに沿って、受講生のみなさんに事前に文章を作成してもらう、
(2)次回の教室までにみなさんの文章を私が添削する、
(3)添削したものを、講評を添えて教室で紹介する、
という流れを予定している。

出題するテーマは、特に分野に偏らず、日ごろ受講生のみなさんが関心を抱いている事象を見定めて設定しようと思う。

添削は、単なる文章の上手い下手で判断せずに、毎回一つ、文章を作成するためのスキルを基準においてしようと考えている。

とはいっても、一方通行は嫌なので、大まかな流れはそのままで、細かな微調整を受講生のみなさんと語り合いながらしていこうかな、と。

きさくに受講してもらえるように、単回ごとに完了する形式をとるつもりだ。

まずは、8月2日(土)の9時半に無料説明会を開催する。

興味のある方は、当日会場までお越しいただきたい。



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図書館

みなさんは毎月何冊程度の本を読んでいるだろうか。

私はといえば、週に1~2冊程度なので、月にすると5~8冊である。

どんな本かといえば、大部分がビジネス書。

気楽に読めるものが大半で、価格も1500~3000円程度のものを読むことが多い。

平均すると、一冊当たり2000円であろうか。

普通にこれらの本を買うとする、月に15000円の出費となる。

製薬時代であれば、月に15000円はたいした額ではなかったかもしれない。

でも、今はちょっと違う。

家族も増えて家のローンもあるので、月に15000円はかなり痛い。

ということで、今は足繁く図書館に通うようにしている。

もちろん、図書館ではすべての本がタダで借りられる。

難点といえば、図書館に自分の興味のある本が置いていない可能性があるということ。

並んでいる本の背表紙を見てインスピレーションがわかなければ手に取ることもない。

逆に、なんとなく手にとり、中身を見る間もなく借りた本の中には、大変参考になった本もある。

例を挙げれば、

などである。

とはいえ、そういった本の大半は斜め読みして終わる。

特に、自分がある程度知っている分野について、図書館の本で知識を補充させようとしてもなかなかうまくいかない。

たぶん、補充すべき知識の分野が狭いためだろう。

自分の欲求と図書館の蔵書との間でうまくマッチングできないのだ。

これとは反対に、自分の知らない分野についてはじめて勉強するには、図書館に置いてある本で十分である。

ということで、新たな分野について学習をはじめるときは、図書館を大いに活用していこうと思う。




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発明とは


現在、弁理士の同期と月に一度の勉強会を開いている。

内容は、判例と外国特許法。

どちらも弁理士試験の勉強ではカバーしきれない分野だ。

もちろん、これらは、弁理士業務において身に着けなければならない分野でもある。

しかし、勉強しなければならないもっと大事なこともある。

それは、「発明とは何か」である。

なーんだと思われるかもしれないが、これがなかなかどうして、奥が深いだけでなく、実務に直結するテーマだ。

もちろん、「発明」については、特許法第2条に定義があるし、当然弁理士試験の勉強でも「い」の一番に勉強するテーマである。

しかし、弁理士試験の勉強だけでは、十分ではないと思う。

おそらく、発明とはこういうものだ、ということを、各弁理士は確立していなければならないのではないか。

したがって、普遍的に「発明とは、~である」とは言えないであろう。

発明とは何か。

特許法上だけでなく、技術者にとって、経営者にとって、人類にとって、あるいは地球上のあらゆる生命にとって、発明とは何か。

そして、特許として保護されるべき発明とは何か。

この答えを探し求めていこうと思う。




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スペシャリストとジェネラリスト

先日、大阪から東京に出てきてた高校以来の友人と激論を交わした。

もちろん酒を飲みながらだけど、喉が枯れるまで話をしたのは久しぶりだなー。

* * *

肝心の内容はというと、この先、スペシャリストとしてやっていくのか、それともジェネラリストとしてやっていくのか、ということ。

その友人はといえば、不動産系の中で最も難関といわれる資格試験に合格しており、この先はその資格を使って生計を立てていくことになる。

まあ平たく言えば、分野は違えど、我々は同じ道を歩んでいる。

しかし、考え方は少し違うようだ。

友人の理論では、資格を持っている時点で他人と差別化はできている。

どういう専門性でやっていくのかと聞いてみたら「不動産」という答えが返ってきた。

どうやら、不動産に関するいろいろな情報を集めて、様々なサービスを提供したい、というようなことを言っていた。

私はそれを聞いてて、「うーん、それは矛盾するのでは?」と思って議論に発展したわけだ。

だって、素人目にみても、「不動産」というのは、範囲が広すぎる。

果たして、個人や数人の事務所において、「専門が不動産」というのは成り立つのであろうか。

* * *

あくまで私の考えではあるが、士業(師業)で生きていくには専門性が何よりも重要だ。

士業でやっている時点で他人と差別化ができているとは思えない。

士業の中でもいかに自分の専門性をアピールするかが、自らを立てる戦略において非常に重要なことだと思う。

例えば、弁理士を探している人が誰かに弁理士を紹介してもらおうとした場合、その人は、単に「弁理士を紹介してください」とは言わないであろう。

おそらく、その人は、「○○に得意な弁理士を紹介してください」とか、「○○の中でも特に●●が得意な弁理士を紹介してください」というと思う。

それに対して、その人に弁理士を紹介する場合、資格を持っているだけでどこに強みがあるのかわからない人を紹介できるであろうか。

もし紹介するとしても、どのように紹介できるであろうか。

例えば、紹介するときに、「この人は電気も機械もITもできる、化学を専門とする弁理士です」といったとする。

これで果たして紹介を受けた人は納得するのであろうか。

もちろん、世の中には、なんでもござれのスーパーマンがいるかもしれない。

しかし、大半の人はそうではない。

私が紹介を受ける立場であったなら、やっぱり特定の分野に特化した人に相談にのってもらいたいと思う。

最後には友人も私の考えにある程度共鳴してくれたみたいだったので、私は友人に、というか自分に言い聞かせる意味でこんなことを言っておいた:


「木の幹となるような専門領域を決めた上で、その後で枝葉を広げていくようにしよう」




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技術者倫理

最近、何かと倫理観が問題とされている。

技術士の集まりに参加しても、多くの場合で技術者倫理が持ち出される。

倫理ねー。

もちろん、技術者に限らず、生きていく上で倫理観を持つことは大切だ。

でも、そんなこと、みんなわかっているのでは?

わかってはいるけど、間違いを犯す。

そこが問題なのであろう。

このことについて、昨夜「カンブリア宮殿」に出演していたダスキンの社長がいいことを言っていた。

司会である村上龍の業務不正の質問について、件の社長は、
「社員があまり考えなくなってた」
と答えた。

さらに、マニュアル化の弊害である旨のことも言ってたな。

どちらの意見にも、私は激しく同意する。

間違いを犯すときというのは、考えることをしなくなったとき、もっといえば、面倒臭くなったときなのではないだろうか。

誰だってミスを犯さないように仕事をするし、生きていく。

問題が出るのは、今まで通りのこと「しか」やらなくなったときなのではないだろうか。

これは、技術者倫理にも当てはまると思う。

技術者倫理を取り沙汰するのはいいことだと思う。

しかし、その解決策として、「考える」システムをいかに提供できるかを考えるべきなのではないだろうか。

断じて、チェックリストや確認表を作ることではない、と思う。

今ひとつ言えることは、考えることなしに技術者倫理を議論するほど、馬鹿げたことはないであろう。




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